世界の自動車メーカーが中国に力を入れる中、開催された「上海モーターショー」
さすが人口13億人の中国、入場者数が違います。
どこの自動車メーカーのブースに行っても人だらけです。
その中で中国製の「ハマー」を発見
2009年2月16日、米ブルームバーグは事情に詳しい関係者からの情報として、
中国の自動車メーカー・四川汽車工業集団が、経営危機に陥っている米自動車大手ゼネラル・モータース(GM)のスポーツ型多目的車(SUV)「ハマー」部門の買収協議を行っていると報じた。中国紙・毎日経済新聞が転電した。
四川汽車のウェブサイトによると、同社の資産総額は約10億元(約134億円)。
関係者は、同社はハマー部門買収に最大4億ドル(約461億円)支払う準備をしており、国有銀行からの資金調達も予定していると話した。中国の他のメーカーが
ハマー買収に名乗りを上げる可能性もあるという。
ハマーの1月の販売台数は60%の大幅減を記録。
親会社のGMは米政府から134億ドル(約1兆2300億円)の資金援助を得るため、早急に資金調達と債務削減に取り組まなければならない。
一方で四川汽車やその他の中国メーカーは、欧米の経済危機を海外進出実現のチャンスととらえ、有名ブランドや技術の獲得を狙っている。