タイの反政府デモ隊と治安部隊との衝突を取材中にロイター日本支局のカメラマン、村本博之さんが死亡した。
ご冥福をお祈りいたします。
何が起こるか?わからない海外での取材。
治安部隊も空に向かって威嚇射撃を行っていても、デモ隊に投石や角材で攻撃されれば反撃にでるのは当然のことだろう。また、デモ隊の中に銃を携帯している者も多くいたらしい。
双方が銃を持っている現場では、緊張が高まるにつれて銃撃戦になる可能性は高い。
そんな現場では、流れ弾が非常に危険だ。
ファインダーをのぞきながら撮影をしていると、時に身の危険を超えて前に出てしまうことがある。
私も取材に行っていたら村本さんと同じように前線で取材をしていただろう。