ゴールデン・トライアングル(黄金の三角地帯)から無事に帰国しました。
黄金の三角地帯は、タイ、ミャンマー、ラオスが山岳地帯で国境を接する地帯のことをいい麻薬・覚せい剤の世界的な密造地帯である。
そしてこの地域は、多くの山岳民族の人々が生活をしている。
数年前から国際的にもゴールデン・トライアングルにおけるケシ栽培をやめさせる動きが活発になり減少しまた。
しかし、現地では収入源に乏しい農民がケシ栽培によって生計を立てていたという事情があり、ケシの栽培禁止の取り組みを強化したために、農民がこれまで以上の貧困に陥るという問題が出てきました。
山岳民族である「首長族」は、ミャンマーの山々で暮していましたが、収入源が断れたため観光客の多いタイに行けば収入になるということから国境を越えタイ北部に移り住んだそうです。
今月初めバンコクの国連関係者の話によるとアフガニスタンでの麻薬撲滅活動がアメリカ軍によって行われるようになり、再び黄金の三角地帯でのケシ栽培が増えてきているらしい・・・。